タイヤをナノエナジー3プラス→エナジーセーバープラスに変えてみて

中古のタイヤセットが佐川急便で送られてきたので、早速交換。

 

◯交換前

2017年製造 トーヨー ナノエナジー3プラス 205/55R16

 

◯交換後

2013年製造 ミシュラン エナジーセーバープラス 195/65R15

 

「おい、古くなってるじゃないか!」

ええ、その通りです。

「しかも、インチダウンかよ!」

いいじゃないですか、乗り心地良くしたいんですよ。

 

ということで、レビュー。

 

◯乗り心地

扁平率を変えているとは言え、タイヤの厚みが112mm→126mmとわずか14mmしか変わっていません。

だというのに、乗り心地がだいぶ違います。

 

きれいな道を走っている時は、ダイレクト感が減りました。

以前は道路の細かい凹凸も感じられる走りでしたが、今は地面と車体の間に柔らかいゴムが入った感じです。

ちょっと左右に細かく揺れる感じもあります。

横風に吹かれたときに車体が以前より揺すられる感覚もあります。

ということで、きれいな道を走っているときの爽快感はちょっとダウンです。

 

しかし、道路の継ぎ目の衝撃は非常によくなりました。

このあたり、道路の継ぎ目も多いし、大きな凹凸も多いし、悪い道が多いんです。

いままでのタイヤでは、継ぎ目を越える時に大きな衝撃と硬いゴムが地面に打ち付けれるような「バシャン!」という音がしていました。

ダイレクト感からしても、ナノエナジーはかなり剛性高く作ってあったんだと思います。

(他の方のレビューでも「固い」と言っている人がいるので、的外れじゃないと思います)

それにたいし、新しいタイヤ(製造は古いけど)では衝撃がゆっくりになりました。

これまでは0.1秒で5cm動いていたところが0.5秒で5cm動くようになった、みたいな感じです。

動きがなくなったわけではありませんが、急激な振動がなくなったので非常に安心できる乗り心地になりました。

あと、乗り越えた後の「バシャン!」とゴムと地面がぶつかるときの嫌な音もかなり減りました。

 

ということで、きれいな道を走るときのダイレクト感は減ったが、悪路の乗り心地は向上、というところです。

 

◯ハンドリング

ナノエナジーより重くなった気がします。

扁平率の違いもあるでしょうが、ミシュランのほうがグリップしている気がします。

ナノエナジーが空気圧を高めに入れるとハンドルの手応え無くて怖かったのですが、エナジセーバーは空気圧を高めに入れてみてもハンドルの手応えがちゃんとあります。

手でタイヤの表面を触ってもそもそものゴム質がぜんぜん違う気がします。

 

また、グリップが増したせいなのか、それともタイヤの特性なのかわかりませんが、ハンドルが中央によっていく力が強いです。

もともとハンドルがあまりに敏感だったので、アライメントでちょっとトーインにしているんですが、このタイヤならもしかして元のトー設定でもよかったのかもしれません。

タイヤでハンドリングも結構変わりますね。

 

ちなみに、運転しにくい感じは特にありません。

 

◯音

「エナジーセーバーはうるさい」とWEBで読んでいたので、覚悟して走り始めましたが、案外と静か・・・

だったのは、綺麗な道です。

荒れていない道路ではかなり静かで「ナノエナジーより静かかも」と思ったくらいです。

しかし、タイヤがうるさくなる荒れた18号線では、けっこうな騒音です。

ナノエナジーでもうるさかったので、格段にうるさいというほどではありません。

しかし、ナノエナジーと同等かそれ以上にうるさいのはまちがいありません。

 

きれいな道ではすごく静か。

うるさい道では結構うるさい。

それがリアル。

 

◯走行抵抗

まだ走り込んでないのでわかりませんが、走行抵抗の差はあまりわかりません。

加速が軽くなったり、滑走距離が伸びたりしている間隔はあまりありません。

ナノエナジーと大差がないのかもしれません。

 

◯アイドリングストップ

これまで、アイドリングストップのときにエンジンが止まると反動で車体が震えていました。

しかし、このタイヤではアイドリングストップのときの車体の揺れが減ったように思います。

おそらくタイヤが揺れを吸収して速やかに減衰させているんだと思います。

 

◯総評

絶賛と言うほどではありませんが、乗り心地は確実によくなっており、田舎の荒れた道には悪くないチョイスでした。

きれいな道を走っているときの爽快感がどの程度スポイルされるかが今後の課題です。

しばらくこれで遊んでみますか。

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