2016年 11月 の投稿一覧

「ラブやん」を一気に読んだ

なんか久しぶりにマンガを楽しんだ気がする……

創作に心が向いているときって案外他の作品を楽しめないんだけど、心がフリーな時に読むと「あれ物語ってこんなに面白かったんだ」って驚くほど楽しめる時がある。

それが当たった。

あーたのしかったーーーー!

 

とくに最終巻では涙が出てしまった……

まさか最後に涙を流すとは思わなかった……

 

とりあえず面白かった所を列挙。

 

・コメディであることと、センスが自分に向いていたこと

 

・ド頭で犯罪的な恋愛を実現することが目的になること。趣味で書いている人でも18禁同人以外でこういうのずばり書ける人少ないんじゃないだろうか。趣味作品同じことやるにも「異世界」とかにして薄めちゃう人が多いと思う。「普通にこの世界の現代の日常の設定でそれやっちゃうのか!!」と驚けるほどド直球で危ない設定。だって一般向け商業作品なんだからそれ叶えたらアウトだしね。最初に驚きがあって引き込まれる。大抵の作品は「ああ、この感じね」って思うだけなんだけど、「ええええ!?」と驚きました。

 

・「お前ら早くとっつけ!」というヤキモキを味わえる所。なぜかヤキモキしているのがすごく楽しいんだよね。そして最後にとっついたところですごく満足できる。他人の恋路なのになんでこんなにおもしろいんだろうか。

 

・遠慮していない描写。オナホだのなんだのしょっぱなからエロネタ全開。まぁ、正直「そういうネタばっかやりすぎ…」と思うところはあるけど、ひたすら攻めてるのが感じられる。いろいろオブラートにくるみまくっている作品は多いので、こういう風にあけっぴろげに来られるとなんか「す、すげー」と思っちゃったりする。だいたいコメディを書く人って、シモネタは上手く避ける人が多いから。ただ、途中から「ネタ切れでこれしか書くこと無いのかな……?」感は伝わってくるけど。

 

 

次、作者のことを想像して楽しんでいる所。

 

・当初作者が想定していないところに物語が行き着く所。最初の描き方からして、ラブやんは女の子の姿をしたマスコットキャラであって、恋愛対象ではない。まぁコメディだからね。それでも主人公とからませまくっていくとだんだんとそうも言っていられなくなっていくという……。最後の展開なんて最初の頃の作者の頭のなかにはなかっただろうしね。

 

・というかこの話をよく10年以上も書いた。作者としては、カズフサとラブやんが意識しだした点で猛烈に絡ませたくなるはず。経済的に連載を続ける的な意味もあるだろうが、なんであれ展開仕掛けたところで無理やりなオチを付けて話をそらしたり、全然関係な話で話数を稼いだり、滅茶苦茶ストレス溜まっただろうなぁと想像して楽しくなる。やっぱり作者としては動き出した関係をどんどん進めたくなるよね。一発ネタってたまに書くのはいいけど、ずっと書いていると摩耗してくるし。

 

・上に関係するんだけど、後半になればなるほど露骨に引き伸ばし話が増えてくる点。もうカズフサとラブやんのフラグが立った時点で、普通に話を書けばどんどん急接近しちゃう。だから、そうしないためにそこと関係ない話がどんどん増えてくる。引き伸ばすために頑張ってるな―と感じられて、それはそれで楽しい。まぁこれ、一気読みしてるから楽しめるのであって、リアルタイムで読んでいたら滅茶苦茶ストレスでしょうね……

縁がなさすぎる件

嫁がほしい

それがダメなら彼女がほしい

それがダメなら女友達が欲しい ←いまここ

それがダメなら(ry

 

そして、こんなことを書くぐらいしかネタがない件。

せっかくお金払って借りているWEBサーバーをまっっったく活用していない。