私は一体、どういうわけで小説などというものを書いていたのだろうか。

………

世の人はどうだかわからないが、自分の場合、脳みその中にスイッチがあって、そのスイッチの入りきりで何かが極端に変わる。

長らく入っていた「小説スイッチ」が最近なんらかの理由でOFFになってしまったらしく、小説を書こうという気が全く無くなってしまった。

もしかしたら、1時間後にONになるかもしれないが、もしかしたら、1年ぐらいスイッチが入らないかもしれない。

とにかくスイッチが切れてしまった。

うーん。

 

スイッチが変わると感覚が全然違ってしまうため、小説を書いていた自分が不思議に思えたりする。

なんで小説なんて書いていたのかなー。

別に書かないといけない理由なんかなかったはずだけど。

別にもっとやることがあったのではないだろうか?

それがなにかはイマイチわからないけれども。

他の小説でもアニメでもありとあらゆるものを創作のタネとして取り込もうとし、布団に入っても起きても展開やセリフについて考え続け、そんでまぁ、中途半端なまま完成しない文章の塊がたくさんできていくばかり。

いやいや、別に現時点で完成していなくてもいいんだ。いずれ完成すれば。

それよりなにより、なんでそこまで物語を作ることに執着していたのだろうか、というのが今の私にはわからない。

ほんとなんでなんだろう。

なんでそこまで物語を作ることに執着していたのだろうか。

謎だ。

うーん、とっても謎だ。