商売・ビジネス

インターネットビジネスマニフェストの概要まとめ

さらさらっと読むとどうも頭に残らないので、まとめてみることにした。

 

■チャンス追求型起業家

ほとんどの人が陥っているタイプの起業家。

チャンスを見つけてそれを掴むタイプ。

インターネットビジネスの伝統的な教え「まず市場を探し、それから彼らが欲しがっている商品を作れ」に従い、

・熱い市場を調べ

・売れそうな商品を調べ

・キーワードリサーチを行い

・セールスページを作り

・ブログを作って記事を投稿してリンクを集める

という流れで作業を行う。

でもこれはビジネス戦略ではなくただの商品開発のプロセスでしかない。

 

そして美味しいニッチ市場はあっという間に激戦区になってしまうので、次々に市場を変えていくことになる。

そして上記のように「商品開発のプロセス」しかなく戦略がないので、次々と「これが儲かる」「あれが儲かる」とノウハウコレクターと化してしまう。

また、「SEO」「ブログ」「メルマガ」「広告」「コピーライティング」・・・とやることがいくらでもあるので、物凄く忙しい。(というかどれもまともな形にならない)

 

 

■戦略的起業家

最終型・ゴールが見えていてそこにむかって作戦を立てる起業家。

・自分の強み(競争優位)があるニッチ市場に参入し、そこにとどまり続ける。

(おいしい市場だから居続けるのではなく、そこが自分にあっているから居続ける)

強み=生まれ持った才能+経験+教育+技能

※「がんばれば人はなんでもできる」という考えは否定している。得意不得意があるので、得意を活かすべきだと言っている。

・プロセスマップを作り作業を整理・明確化する(最適化)

・ビジネスをシステム化する。要は自分が全てを管理しなくてもプロセスマップ通りに人々が作業をしてくれれば儲けが上がるような状態にしておく。(自動化)

・強みと情熱を活かすためにゲームのルールを変える

例:他の服飾店が価格・品揃えで勝負している時に、その勝負に乗らずにテクノ音楽に興味ある人向けの専門服飾店を作る。

・レバレッジを効かせる

一つのニッチに集中し、潜在客を顧客にする「漏斗」の仕組みを作り、クロスセル・アップセル・バックエンドを用意する。

最初の顧客は次の商品も買ってくれる可能性が高い。(二つ目の商品は1からスタートじゃなくなる)

最初についたアフィリエイターも販売してくれる。(販売網が出来ている)

毎回1から始めるのではなく、前回築いた仕組みを活かして近道をする。

 

 

■アゴラ

・できるだけ早くバックエンドを作り、リソースの大部分をフロントエンドに集中させる。

経営コンサルタントに気をつけろ!?

経営コンサルタントについての本を二冊読んだ。

 

「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。」

「コンサルタントの危ない流儀」

の二冊。

 

経営コンサルタントというのは年収何千万の世界で、とんでもなく優秀な人たちの集まりだと思っていた。

そんな自分はただの世間知らずのあまちゃんだったということだ。

 

ってかなんだこれ!

ひどすぎ!

 

全部が全部こうでないのはわかるが、こんな酷いものがかなりの割合でまかり通っていたというのが恐ろしすぎる!!

 

・解体屋

起業の中をストップウォッチを持って走り回り、無駄な時間を計算する。

無駄な時間を見つけられなければ偽造もする。

そして、「4分の1を解雇しても問題ありません!」という主張をしてレイオフをさせて高い金をふんだくる。

その後当然のごとく会社がぼろぼろになる。

ストップウォッチを持って走り回るのはただの素人なので、現場の本当のことなど見えていない。

 

・モデル好きのコンサルタント

コンサル業界でもいろんなモデルが提唱されていて、流行り廃りがあるらしい。

そして、そのモデルというのも誰かが頭で考えただけのこととか、1-2社でうまくいっただけのモデルだったりする。

モデルというのは所詮モデルで、現実を抽象化して単純化しているだけ。

それには当然漏れがあるし、よほど上手く出来ていても特定のパターンでしか通用しないし、そもそも的外していればどこでも役に立たないどころか害悪にすらなる。

そんなモデルを現実の世界に当てはめてモデルどおりに変えようとする。

そんな方法でうまくいくわけがないのは、実際に働いている人にはよくわかっている。

 

要はどこにもプロなんてほとんどいないということ。

詐欺してレイオフする根拠を探すだけの輩と、現実を知らないでモデルを振りかざすだけの輩。

たぶん本当のプロは実際に商売して現実相手に戦っている人だけであって、それ以外はただの素人。

 

実際にコンサルのせいで潰れた会社もあるという。

コンサルで変なことしなければ安泰な企業だったのに。

 

助言を求めるときは本当のプロ・経験者に求めなければならない。

解体屋という詐欺師に聞くのはもちろんNG。

現実を知らず理屈を振り回すだけのモデル好きコンサルももちろんNG。

実際に経営して成功している人に聞くべきだ。

しかもきっとその人たちのほうがコンサルよりも格段に安いだろう。

かたや数億から数百億、かたやメシ代ぐらい……

 

 

補足

・コンサル会社に在籍しているコンサルタントの殆どは素人。研修を一週間しただけの一般人だったりする。そんな人にそこで働いている従業員や経営者以上の判断ができるわけがない。

ビジネスで情報公開が大事ってこういうことか

ビジネスで情報公開が大事というのは知識として知っていて、「まぁよくわからないものにお金払わないよね」くらいに思っていた。

でも、もっと奥深いものだと知った今日このごろ。

 

PS4で今年9月に発売されるFF15がある。

世間でそのキャラクターのルックスからして「ホストゲー」と言われていて、

自分もその認識で全く興味がなかった。

しかし、FF15について調べてみると公式がとんでもなく大量の情報を出している。

トレイラーみたいなものは当然として、技術デモも出している。

この技術デモがすばらしくて、これをみると「え!? こんな綺麗なものがリアルタイムで出るの!?」とXBOX360で止まっている自分は心底驚いた。

そしてなによりも素晴らしいのが「ACTIVE TIME REPORT」というやつなのだが、ディレクターが直々に開発状況を紹介したりユーザーからの質問に答えたり、体験版のフィードバックを受けて改善について話したりしている。

広報的に出せる情報に制限はあるものの、とにかく出せる情報は出そうとしているし、変に格好つけずにふざけながらも本音で話そうとしているし、ユーザーからの反応は素直に受け入れてより良いものを作ろうと考えている。

もうこの態度だけで「この人すげー本気だ」「この人が作るものは期待できる」「自分の好みとは違ってもこの人がつくり上げるものを見てみたい」と思う。

これだけで、全く興味が無い自分が購入に移りかけている。PS4も持っていないのに。

 

さらに話を聞いていくと「男ばかりのホストゲー」と思っていたけど、話を聞くと「女性がいると異性を意識して振る舞いが変わるから、男だけの自然体の感じを描きたい」みたいなことで、なるほどと思う。

そして体験版の実況プレイを見ると、序盤外見からホストっぽさが鼻につくような気がしたが、動き出すとすぐに気にならなくなってきて、気の合う男同士でじゃれあっている感じが逆に面白くなってくる。

なんていうか、それぞれのキャラ設定や動きやセリフはとってもいいんだって分かる。

ただ、髪型と服装が第一印象を悪くしてるんだって分かる。

ただまぁ、こういうエッジがたったビジュアルがFFといえばFFなわけで・・・おとなしくしちゃったらFFじゃない気もする。

どっちにしろ、実況プレイ見ているだけでも段々こいつらが好きになってくので、プレイすれば問題なく好きになれる連中なのだと思う。

なんかもう、FF15がやりたくてたまらなくなってきた。

全然興味なかったのに。

 

そしてさらに公式が出している数時間……ひょっとしたら10時間を超える動画を全部見た俺。

馬鹿である。

「だんだん開発が進んでいく感じ」「こんなんできました、と凄いものを見せられる驚きと喜び」……ゲームもさることながら、

この「ACTIVE TIME REPORT」自体が自分にとって極上のエンターテイメントだった。

 

単発の情報公開ならここまで自分も熱狂しなかったと思う。

一回一回が約1時間超えという濃い内容でしかも複数回の情報公開が大事だったんだと思う。

・開発のことを知る

・開発者の志に共感(未経験のオープンワールドゲーム。しかもめちゃくちゃハイクオリティに挑戦)

・一緒に開発が進んでいく状況を見守る気持ち

 

ここまでの情報公開をすると自分みたいなファンでない人間を巻き込むことが出来るんだと思う。

情報公開は濃く・粘り強く・自然体でオープンマインドで。

そしてやっぱり動画で肉声は大事そうだね……

これが文章だけだったらここまではまらなかったと思う。

自分の棚卸しにエイジ・オブ・エンパイア!?

自分でビジネスを始めようという人は「自分の棚卸し」が必要だという。

なにかというと、自分の経験・スキル・性格を全部書き出してきちんと把握すること。

 

雇われて仕事するだけなら、言われたことをやっていればいいし、ダメになったら転職すればいい。

しかし、自分で起業しようとすると自分で全部考えないといけないし、普通はそう簡単にやめられない。

起業家はただの従業員より「主体性が必要」で「パワーが必要」で「根気が必要」。

とてもシビアな性能が求められるわけ。

 

そこそこ許容できる仕事であれば「そこそこの性能」は出るので、従業員としてはやっていける。

でも、その程度の性能では起業してやっていけないので、「高性能」がでる仕事を選ぶ必要がある。

 

つまり、起業する人は自分にベストマッチな仕事を選ばないとうまくいかない可能性が高い。

従業員より大変なことが多いので「やる気が足りない」「続かない」となってしまう。

ベストマッチな仕事を選ぶには自分のことをよく知らないといけない。

 

そしてそのために「自分の棚卸し」とかそういった名前で色々な方法が語られている。

 

……というのが、真面目な話。

 

久しぶりにAge of Empires(エイジオブエンパイア)なんてやってたんですよ。

なんかゲームやりたくなっていろいろ調べていたけどピンとこなくて、大昔にやったことがあるエイジオブエンパイアをSteamで購入したのです。

で、やっていて気がついた。

自分の特性に。

 

ゲームしてて何が面白いかというと、「敵を攻めるとき」じゃなくて「防御を固めるとき」。

最低限の防御を固めて、フットワーク軽くさくさくすすめる人もいるのだろうけど、自分の場合それは絶対にない。

敵の攻撃とかどうでもよくて、とにかく絶対的な防御態勢を築いている時が楽しい。

 

これ、完全に自分の性格が出ているよね。

普通に質問に答えたりしていてもなかなか気が付かない点だと思う。

戦略ゲームって意外と自分の性格把握に役立つんじゃないか!?

 

自分の場合、まず街の中心を壁で囲って防御の塔も立てて頑強な防御を固めたあとに徐々に開拓していく。

いきなりどんどん兵隊を生産して突っ込んだりしない。

まずは防御を固め、仮に攻撃部隊がやられたとしても本陣がダメージ受けないように十分に用意し、そこまでやってから初めて攻撃に移る。

こんな性格だから、マルチプレーとかやったらとろすぎて負けるに決まっているので、CPU戦しかやらない。

勝ち負けを争うのが好きなんじゃなくて、自分の思う順序で進めていくのが楽しいんだ。

 

このプレースタイルからいろいろ見えてくる。

 

・他人と争って勝敗を決めるのはあまり好きではない。

 考えてみるとそうだなぁ……。IQがわかるゲームとか嫌いだし。

 勝った負けたより、自分が納得できるかが一番みたいだ。

・安全がすごく重要

 防御をがっちがちに固めないと動けないほどに危険に過敏

・制御されたリスクしか取らない

 最悪のでも攻撃部隊が全滅以上のリスクは取らない。

 町の方に敵兵がやってくる可能性があれば絶対に攻撃をしかけない。

・攻撃より防御が楽しい

 攻撃していって敵を倒すより、防御を固めておいてそこへ攻めてきた敵兵が勝手にやられるのが快感。

 

「軽いフットワークを活かしてリスクを厭わず果敢に攻める」と正反対の性格だということがありありと浮かび上がってくる。

うを~~~~~(汗;

 

◇追記

・勝負ではなく作業が好き

勝つか負けるかの要素がないほうが好き。

単純に開拓したり資源集めたりが好き。

自分のプレイだと「(開拓の邪魔されたくないので)難易度を極度に軽くし」「資源を不必要に集め」「陣地をしっかり防壁で囲い」「人口・戦力を拡充しまくり」「絶対に負けるわけがない状態で戦う」ことになる。

勝つか負けるかのハラハラが好きではないので、単純に敵は作業として淡々と平らげていく。

戦いにおもしろさを感じていない。

・上から観察するのが好き

ありの観察に通じるんだけど、上から動きを見ているのが好き。

AOEもそんなかんじでやっているので、敵に噛みつかれるといらっとする。

アリを観察していて攻撃されるとは思わないのと同じように、こういうゲームでも敵に設備とか壊されるといらっとする。

こっちが用意した通りのステージで敵が右往左往するのを見るほうが好きなのである。

戦いたいのではなく、眺めていたいのである。