FXのデモトレードをここ数日やってみている。

 

結論:うん、なるほど、これは難しい。

 

最初のうちは「適当に買って狙いと反対側に触れてもじっと待って儲けになったら売る」を繰り返して、数万円プラス。

でも大幅に違う方向に触れて慌てて決済しておじゃん。

そんなのを繰り返して、結局今元の金額に戻っている。

いわゆるコツコツドカンというのを体験したことになる。

人間の損得の感情的に「利食いは速く、損切りは遅い」となるそうだけど、自分も全く同じパターンになっている。

人間の感情のまま行動すると相場は儲からんのだよなぁ……

 

もっとテクニカルを考えようと思って、ローソク足に注目してみるけど、狙ったパターンはなかなか出てこない。

それに過去のチャートを見ると、自分が狙っているローソク足のパターンでも逆に行くときは行く。

当たり前ながらテクニカルは全く万能じゃない。

 

そしてFXやってる人のブログとか見ていくと、「感覚+テクニカル」が重要になるみたい。

タイミングを見たりするのにテクニカルはあるけど、それだけでは全然ダメで、「勢い」みたいなものを見れる感覚が必要になるようだ。

 

そして一番きつい所が、「コツコツ安定して稼ぐ」という考えが通用しない所。

これはきっつい。無茶苦茶きっつい。

稼げるときは稼げるけど、稼げない時は全然稼げない、というか普通に損をし続ける。

FXで食べている人も勝ちと負けを繰り返していて、毎週どころか毎月レベルで状況が変わる。

だって「数ヶ月稼げたと思ったら、その後どれだけがんばっても数ヶ月赤字続き」なんて普通の人は耐えられない。

こりゃきっついわ。

 

ということでFXの根本的な難しさを思い知った。

まず、技術だけでなく人に説明できない感覚も必要になるという職人芸的な側面がある。

要は経験を相当積まないといけないということ。当たり前だけど。

そして、損得の大きな変動に耐えるメンタルが必要ということ。

稼げないどころか損をするだけの時が数ヶ月も続いても耐えるという超人的な精神が必要とされる。

どんなメンタルならそれに耐えられるのだろうか。