だいぶ前に母親に自分が使っていたダイナブックを渡したんですよ。
元々SSDで使っていたんだけど、もったいないのでもとのHDDに戻して。
で、久しぶりに触ってみたら、これがもう遅いのなんの。
一応CPUはCore i5で2GHz以上あるので、ネットブックとかそこらの下手な安いノートPCよりCPUは上。
CPUに問題があるとは思えない。
メモリは増設分引っこ抜いたから2GBだけど……自分だって長い間それくらいで快適に使っていたぞ。
実際、タスクマネージャで見ても使い切っていないし。
しかし固まりまくる。
CPUとメモリが原因ではない。
見るからにHDDが引っ張っている。
SSDじゃないといっても、これはあまりに遅すぎる。おかしいだろ。
プロセス一覧を見てみる。
一目瞭然、Windows Updateが走りまくっている。
プロセスを調べると「TrustedInstaller」ってのが超絶リソースを使っている。
調べてみたところマウスがカクカクするくらい重くなったWindowsを 元の軽さにもどす方法という記事が詳しい。
この記事をみると分かるように、こいつはシステムを変更したあとのチェックをするプロセスらしくて、HDDアクセス量・演算量ともに異常。
対策はずっとつけっぱなしにして処理を全部終わらせることのようだ。
(影響を考えつつ問題なければ無効にすることもできるけど)
そしてその処理には数時間かかる。
つまり、WindowsPCは「たまに起動して1時間だけ使う」という使い方をしようとするとまともに使えない。
起動する度にこのTrustedInstallerが起動して遅くて使えない。
他にもWindowsUpdateはたびたび走る。
毎日毎日PCを常時起動しているようなヘビーユーザーにはわからないが、時々起動するライトユーザにしてみれば起動する度に固まってほとんど使えない機械でしか無い。
ほんと、PCというのはヘビーユーズ以外の使い方を受け付けない機械だなぁ……と痛感。
こりゃライトユーザの間ではスマホに淘汰されていくのが当たり前だ。
(まぁAndroidのアプリ自動更新も鬱陶しいけど、ここまでひどくはない)
Windows10とかになれば更新でPCが固まる現象はましになるのでしょうか……
ライトユーザでもまともにつかえるOSになることを望む……
◇追記
搭載しているHDDがSATA1でAHCI非対応だったのに、BIOSがAHCIになっていた。
そこで認識で不整合起こしてプチフリみたいになっていたみたい。
そこを直したらマウスが固まるレベルの酷い症状は消えたけど、やっぱり重いことは重い(汗;
◇さらに追記
HDDを諦めてSSDに換装したら比較にならないほどにサクサクになりました。
Windows Updateとかウィルススキャンとかバックグラウンドで動く重たい処理が多いこの時代では、HDDじゃまともに運用できないということかな……
まぁ、なんにせよ、この問題は片付いてよかった!
やっぱりSSDか~
ちなみにこのSSDはヤフオクで落札した中古品。
最近のSSDと比較すると4kの性能が10分の一で10~20MB/sほど。
あんまり速くならないかもとちょっと心配だったけど、やってみたら普通に激速だった。
HDDだと4kの読み書き性能が1MB/sもでないので古いSSDでも実際に効果は劇的だった。
ハイエンドでなくてもいいからSSDにしたほうがPCユーザは幸せになれそう。