質がいいものばかりがおもしろいわけではないのだなー。
悪い方向に突き抜けることで、そのゲーム自体は「まったく楽しめない」が、そのゲームの存在が「おもしろすぎる」存在になれる。
いやー、斜め上だわー
でも、おもしろいわー
牌が消える麻雀ゲーとか、バグが多すぎてルールすらよくわからなくなってくる戦略ゲーとか。
内容が薄すぎてめまいがするレベルとか。
もう、存在自体が信じられない「なんでそんなものが発売されたのか」と目を疑うゲームが普通にある。
・キャラクターが分身する
・誤字脱字は当たり前
・BGM・SEの設定ミス
・突然のワープ(唐突に場面が変わる)
・前作から大事な要素を除いて「謎の大幅グレードダウン」を遂げた新作(なぜ!?)
・とにかく薄い(同じイベントを何度も繰り返して尺稼ぎとか)
・処理落ち
・PS3なのにPS1を思わせるあらすぎるポリゴン(ちょっと信じられない)
さらにエロゲーに至っては、「プロローグだけで終わってしまって、本編はパッチで追加」とか「とんでもない電波超展開すぎて意味が分からない」とか「サイトで紹介されていた機能がぜんぶ「ごめんね」の一言で無かったことにされる」「(CGで売っているようなものなのに)CGが数枚しかない」とかさらにひどいものが頻発する。
宣伝に偽りありが多すぎて、訴えれば普通に勝てそう。
そして、こういう紹介を見ているうちにこっちも麻痺してきて、ひどいものが紹介されても「ああ、こんぐらい普通でしょ」とか思えてくる。
特に「クソゲーオブザイヤーinエロゲー版」をみると、普通のクソゲーオブザイヤーを見ても「いや、全然ましでしょ」としか思えなくなってくる。
慣れって恐ろしい……。
詳しくはニコニコのタグで「KOTY」とか「KOTYe」で検索すると、各年のまとめ動画がみつかるよ。
なにごとも突き抜ければ面白いということですねー。
まぁ、はたから見ているのがおもしろいのであって、実際にプレイはしたくないけど……